仕入れ先で「男ものが安ぅであんでぇ~」と言われて見ると、あるブランドの
アンサンプル。南仏のブランドらしいが、男のきものは2-3年前から 出している。きもの・羽織・長襦袢・帯・羽織紐のセットになっていて、これと あと少し小物を買い足せば、きものライフが楽しめるようになっている。 (写真の羽織紐は別) 価格は、デパートなどで58000円くらい。ネットで40000円くらいで出ている。 価格的にはまあまあのところだと思う。 これが、びっくりするような値段で仕入れることが出来るというので、2枚もらってきた。 男のきものが業界紙などで「ブームの予感」と言われて3年。 これ以外に、正絹のプレタが2-3、ポリのプレタが4-5社から出ていたが、 プレタで良くできていると感じたのは、ネットで紹介している無地のアンサン ブルだけで、他の商品はたいていなにか不満があり、今のところと言うか、 結局と言うか、着尺から仕立てるのがベストだと思う。 このブランドも、男のきものブームの初期に出されたもの。 さすがにブランドがついているからか、会社の女性陣もみな言っていたが、 たしかに見た目はよい。 柄も色も、従来の男のきものと比べると洗練されていて、これなら着てみたい、 着せてみたい、と思わせるもの。 しかし、羽織ってみると、生地が厚くてごわついて、大リーグボール養成 ギブスのように(←おおげさw)身体を動かし難い。衿も首にそわない。 羽織っただけでこれは着にくい、と感ずるほどで一日着たらとても疲れる んではないかと思う。羽織紐を取りつける「乳」もすこしでかい。 言っているだけではなくて、着て一日過ごすつもりであるが、さて? 女もの同様、男ものも、見て、着て、いいなぁ、これなら人に薦められるな、 と思うモノを作らないと、やっていて楽しくないと思いました。
by otokonokimono
| 2006-10-06 19:08
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